前回は、おもなWEB広告の種類を紹介いたしました。他にもたくさんの種類のWEB広告が存在しますが、今回はWEB広告を行う際によく使われるアルファベット3文字の言葉を3つだけ紹介します。
我々おじさんたちは、アルファベット3文字で表すものといえば血液検査の結果ではないでしょうか?お酒を飲む方で肝臓の数値を気になる方はガンマGTPだったり、脂質異常を指摘される方はLDLだったり・・・
私なりに理解している説明を致しますと、まずは読んで字のごとく、コスト(広告費)を1,000で割るということです。(Milleはラテン語で1,000の意味となります)
つまりWEB広告で、パソコンやスマホの画面上に1,000回表示させるのにかかる費用のことを表します。
例えば、広告費100万円をかけてWEB広告を実施する場合、CPMが100円だとすると1,000万回表示させることができる計算になります。CPMが安いと表示回数が多く、高いと逆に表示回数が少なくなるということになります。CPMはターゲットを絞ったり配信先を特定したりすると一般的に上がるそうです。需要と供給のバランスですね。
WEB上で広告が表示された回数を「インプレッション」と呼びます。
計算方法は、
CPM(インプレッション単価)=広告費÷インプレッション数×1,000 です。
こちらも読んで字のごとく、コスト(広告費)をクリック数で割るということです。
ユーザーが広告をクリックしたときにかかる1回あたりの費用の事です。
例えば、広告費100万円をかけてWEB広告を実施する場合、CPCが100円だとすると10,000回クリックされることになります。リスティング広告(検索連動型広告)では、特に競合が多ければ多いほど単価が上がりやすい傾向にあります。
計算方法は、
CPC(クリック単価)=広告費÷クリック数 です。
本日最後、こちらはクリックスルー率(クリック率)になります。WEB上に表示された広告がユーザーにクリックされた率です。
計算方法は、
CTR(クリック率)=クリック数÷インプレッション数×100です。
広告表示回数が5,000回で100回クリックされた場合のCTRは2.0%となります。CTRは表示させる広告に対する成果を把握する一つの手段として用いられる数字です。CTRは広告をクリックしてくれた割合がわかるため、ユーザーにクリックしてもらいやすい広告か、そうでないかを知ることのできます。
まだまだこの業界にはたくさん3文字アルファベットがありますが、本日はここまで。
JKO(次回お楽しみに)